Seattle – 2011年8月2日 – Serials Solutionsは本日、九州大学がウェブスケール・ディスカバリー・サービス、Summonを導入したことをお知らせします。Summonは、図書館資源の全域を発見させるための、単一の検索ポイントを九州大学のユーザに提供します。
Serials Solutionsディスカバリー部門の副社長、John Lawは、「Serials Solutionsは、最近、より精巧になった日本語検索の機能を発表し、日本の図書館員と利用者の両者のために、ディスカバリー・エクスペリエンスを向上させるお約束をいたします。」また、「九州大学が、私たちの新しい顧客となり、日本語資源のインデックスや、インターフェイスを最適化するため、共に協力しあえることを嬉しく思います。」と述べています。
Cute.SearchとしてサービスされるSummonは、オープンソースのeXtensible Catalogを使って構築され、図書館コレクションと網羅的な学内研究成果のメタデータを提供する九州大学カタログ(Cute.Catalog)と一体となって提供されています。この二つのサービスは、Cute.SearchがCute.Catalogからローカルレコードをハーベストし、Cute.Catalogが提供する貸出状況を表示させることによって、システム的に統合されています。これによりユーザが必要とするグローバルな学術情報および九州大学独自のリソースへ、迅速にアクセスすることを可能としました。
「ユーザは、Summonによって研究対象とする学問領域が今どのようなことになっているのか、すばやく簡単に知ることができます。また単一で使いやすい学術情報へのアクセス提供によって、文献入手環境の向上だけでなく、学生と研究者または研究者同士のコミュニケーション促進にもつなげたいと考えています。」(九州大学情報システム部 片岡 真)
現在、Summonは、利用者が7,000以上のプロバイダー、7億5000万以上のレコードから全文資料の検索を可能にしています。 2009年7月、初めてこの業界に登場したSummonは、現在では世界中の250以上の図書館へ、立証された価値を提供しています。その多く図書館で、図書館資源利用の並はずれた増加が見えています。
Summonは、簡単でオープンなディスカバリー・エクスペリエンスを提供することで、利用者が引き込まれるユーザーエクスペリエンスを提供していることで、Software & Information Industry Association (SIIA)による2011年のCODiE Awardsを受賞しました。たった一つの統一されたインデックスで、Summonは図書館の持つ大量の資源へ、即時的なアクセスを提供しています。
九州大学のSummon導入の詳細については、以下をご覧ください。
http://www.lib.kyushu-u.ac.jp/research/20110628_search_catalog.html
九州大学について
九州大学は1911年に4番目の帝国大学として設立され、日本国内のみならず世界の教育研究をリードする総合大学の一つとして、今年創立100周年を迎えました。現在11の学部、18の大学院、16の部局と研究センターを擁し、学生数は18,967人(うち留学生は10%)、正規教員数は約2,300名です。特に「active and innovative science programs」は九州大学の強みとなっています。
Serials Solutionsについて
Serials Solutionsは、包括的なナレッジベースにより供給されている、主要なディスカバリー、Eリソースマネージメントソリューションでのグローバルリーダーです。SaaS型のソフトウエアは所蔵へのアクセスと利用の向上を助け、図書館員の作業を軽減し、それは運営コストをも縮小します。ソルーションには、一度の検索で、図書館の持つ大量の資源へ、即時的なアクセスを提供する、ワールドクラスのSummonウェブスケール・ディスカバリー・サービスや、書誌へ、よりアクセスしやすくするナビゲーションを作るAquqBrower ディスカバリー・レイヤー、唯一、一体化されたEリソースアクセス、管理システムソリューションの360シリーズ, 権威あるEリソースナレッジベースであり、Serials Solutions 360シリーズの基盤ともなる、KnowledgeWorks、逐次刊行物のための、世界で最も信頼のおける書誌及び、出版社情報を提供するUlrich'sがあります。
本社はワシントン州、シアトルにあり、ProQuestのファミリーカンパニーです。